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一般的なことだが、「英語の音声を聴くだけで効果はあるの?」と言う疑問がある。体験的に言うと、「聞き流して」いては確かに効果は薄い。例えば、車の中でAFNを聞いているが、「意識しないで聞いている」いわゆる、「聞き流す」状態だと、定時に流れるニュースのアナウンスと音楽だけが耳に残る程度だ。だが、そこで、少し意識して「英語を聴く」「耳を傾けて理解する」「どんな単語を使っているかな」を繰り返していくうちに、ある程度は聞き取れるようになってくるから不思議だ。だが、「意味を理解している」わけではない。知っている単語が出てきたから、繰り返して言ってみると、発音の練習にもなる。ヒマなら単語のつづり(スペリング)も再確認する、といった隙間学習だ。

さて、小さな子どもの場合には、「意識して聴く」とか「単語の意味を理解して」なんて動作は当然ながら無理なので、CDで何度も聞いて、「発音のマネッ子」して慣れていく学習法が挙げられる。子供の耳に聞こえたように真似をさせて、おなじように聞こえればOKだ。日本語的な発音に矯正する必要は何らない。これを「マンブリング」というそうだが、しばらくの間はこれを繰り返していけばいい。CDと本を使って、何度も同じことを繰り返す。当然、1冊の本とCDではなくて、そのステップの本を全部使っていいわけだ。ただ、「何度も使う」ことであり、絵を見て自然にチューターの「ニーノ、ニーノ」なんて発音が真似できてくるといい。

そして、暗記できてしまえば(暗記させる、とういう強制ではなく:ある程度の強制は必要かもしれないが...)次のステップ(級)に移る。

語学学習で感じたことは、「毎日、数分でもいいから、そういった機会を作ること」なんだと思う。私達、大人がなかなか英語になじめないのは、そういった環境を作り出せない・作らないからなんだろう。所詮、高いカネを払って、町中(まちなか)の語学学校へ行っても、やることは同じ。ただ、「時間」が強制的に作られることとと、「次週までにここまでは暗記して来て!」と言われるにほかならない。

リスニング(1)

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まず、テキストを見ないで、一度聞くことから始めてみましょう  

しゃべっている人は誰なのか、どんな場面なのか。そして、話している(スピーカー)その人の英語の特徴や声色です。テンポやイントネーションもあるでしょう。スピーチしている、その人の出身地や民族的な特徴かもしれません。リスニングでは,全体の意味がわかることが目的です。でもそこまで来るには、小さな子どもの場合、人生経験も少ないので、たくさんのハードルがあります。

そんなときは、お母さんやお父さんが、日本語の絵本を読み聞かせるように、少し意味を添えてあげます。英語の発音はCDにまかせましょう。どんな場面なのかを補足してあげると、理解が早まりますね。

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