
さて、小さな子どもの場合には、「意識して聴く」とか「単語の意味を理解して」なんて動作は当然ながら無理なので、CDで何度も聞いて、「発音のマネッ子」して慣れていく学習法が挙げられる。子供の耳に聞こえたように真似をさせて、おなじように聞こえればOKだ。日本語的な発音に矯正する必要は何らない。これを「マンブリング」というそうだが、しばらくの間はこれを繰り返していけばいい。CDと本を使って、何度も同じことを繰り返す。当然、1冊の本とCDではなくて、そのステップの本を全部使っていいわけだ。ただ、「何度も使う」ことであり、絵を見て自然にチューターの「ニーノ、ニーノ」なんて発音が真似できてくるといい。
そして、暗記できてしまえば(暗記させる、とういう強制ではなく:ある程度の強制は必要かもしれないが...)次のステップ(級)に移る。
語学学習で感じたことは、「毎日、数分でもいいから、そういった機会を作ること」なんだと思う。私達、大人がなかなか英語になじめないのは、そういった環境を作り出せない・作らないからなんだろう。所詮、高いカネを払って、町中(まちなか)の語学学校へ行っても、やることは同じ。ただ、「時間」が強制的に作られることとと、「次週までにここまでは暗記して来て!」と言われるにほかならない。